ますます広がるデジタルデバイド
最近、ファイル共有ソフトの問題が頻繁に出ていますね。
政府が出てきて、「なるべく使わないように・・・」なんて事になっています。
僕が最初にファイル共有サービスの事をしったのはいつだっただろうか・・・う~ん。たしか、アメリカでナップスターって言われるソフトが話題になってきていた頃だから2000年ごろなんだろうか?はっきり覚えていないですね。
まあ、最初は共有のためのサーバーが必要だったようで、管理しているサーバーを抑えてしまえばよかったのですが、今のファイル共有サービスはサーバーを必要としない・・・
最初にファイル共有サービスを考えた人はこうなることをどれぐらい想像していただおうか?ちなみに僕は他人にHDDを共有する気にならなかったので、ファイル共有ソフトのたぐいは使ったことはないのですが、かなりの人が気軽に始めてしまってあっちからもこっちからも情報が漏れ出しているのに気がつかない状況は、これこそデジタルデバイとなのではないかと思ったりします。
以前のデジタルデバイトは、パソコンを持っているかいないか、ネットに接続しているかいないかだったのだと思います。
今は、だれでも簡単にネットに接続できます。だから、逆に怖いのかもしれません。
たとえば、車のレースにはライセンスを持った方が出場しますが、ネットの世界はそうは行きません。プロ中のプロの方も、昨日はじめて接続した人も同じネット内に存在します。
そうなってくると、あとはだいたい想像がつきます。
昨日 はじめて接続した人は 右も左も 自分がどちらに向いているのかさえ分かりません。そこに、悪意を持った上級者が近づけば、詐欺やウィルスの犠牲になってしまうのは当たり前のこと。
政府は、今回のことを もっともっと重要にとらえ、教育現場やビジネス現場に対してデジタル時代の情報管理の重要性を啓蒙していくべきだとおもう。
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